2025年8月18日

左下8(親知らず)を7(第2大臼歯)の位置まで部分的矯正で配置した症例 Y様

【治療前】
治療前症例
他院にて左下7(第2大臼歯)の抜歯をされてきた症例です。8(親知らず)の矯正的挺出を希望されました。

【治療中】
治療中症例
多少不安でしたが、アンカーは456(第1小臼歯、第2小臼歯、第1大臼歯)のみで、挺出とアップライト(引き起こし)を同時に始めました。


【治療後】
治療後症例
約1年後、8(親知らず)が正常に放出する症例のように、最小限の誘導で7(第2大臼歯)の位置まで持ってくることが出来ました。
この様に比較的スムースに終了できるケースもあります。

  • 【治療期間】移動完了まで約1年8ヶ月。その後半年ほど取り外し式の固定装置を使って頂きました。
  • 【治療費】矯正治療は約30万円でした。
  • 【一般的なリスクや副作用】特別リスクはありませんが、治療期間が長くかかるので患者さまにもご協力して頂くことが必要でした。


時間はかかりましたが、ご満足頂けるところまで動かすことができました。その後、歯科治療にご興味を持たれたこともあり、前歯部の叢せい改善も含めて全顎的なマウスピース矯正もされました。

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破折した残根に外科的挺出を試みた症例 E様

【治療前】
症例右上3番(犬歯)がグラグラするとのことで来院された症例。
歯頸部のところでファイバーが折れており、また残根にヒビが確認できました。
矯正的な挺出も考えましたが、根尖病巣も気になります。

【治療中】
症例幸い残根にカリエス等が無かったため、強度十分と判断し、抜歯・挺出・再植を試みました。
なお抜歯時に根尖病巣も除去致しました。抜歯再植術は初期固定が何より大切です。「絶対ここで噛まないで下さい」
「噛んで脱落したら抜歯になります」とくれぐれも念を押させて頂きました。

【治療後】
症例無事に生着しましたので、ファイバーコアで築造し、しばらく仮歯で様子を見た後、最終補綴物に移行しました。
根尖病巣もなくなって、一石二鳥でした。
外科的挺出は矯正的挺出に比べて、圧倒的に安価でスピーディに治癒しますが、初期固定が外れて結果抜歯になってしまったり、抜歯途中に残根が割れてしまってそのまま抜歯になる可能性もゼロではなく、適応症例かどうかの見極めが肝心です。

【治療期間】補綴完了まで約5ヶ月 【治療費】抜歯再植は保険治療でできるので、トータルで数千円です。
【一般的なリスクや副作用】抜歯中の歯の破折、および初期固定が外れてしまって脱落する恐れがあります。

患者さまも初期固定の重要性をよく分かっておられて、終始問題なくスムースに治療を終えることができました。

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