インプラント外科用ステント(シンプラント)を用いた症例 M.O様

【治療前】
症例症例
症例右上の側切歯が歯根破折(歯の根っこにヒビが入ること)を起こして抜歯を余儀なくされました。ブリッジを用いる治療も考えましたが、両隣が健全歯のためなるべくなら削りたくありません。
そこでインプラント治療ということになりましたが、歯根破折に伴う骨の吸収を起こしておりインプラントを入れられる位置は少しもずれることが許されない「まさにここだけ」というギリギリの症例だということがCT画像より読み取れました。

【治療】
症例症例
「まさにここだけ」の場所にジャストでインプラントを埋入するべく、CT画像と模型を用いて外科手術用のステント(simplant)を制作しました。患者さんの口にピタッとはまり、一方向にしかドリルが向かないような小さな穴が開いているのが分かるかと思います。
このステントを用いることで、術者にも患者さんにもストレスの少ない短時間のインプラント手術が可能となります。

【治療後】
症例症例コンピューター上でシミュレートしていたのと全く同じ場所「まさにここだけ」の位置に、インプラントを安全確実に埋入することができました。

【治療期間】約半年 【治療費】45万円
【一般的なリスクや副作用】このようなステントを用いても、インプラントを埋入する骨が十分でない場合もあります。その場合は骨の増生が必要になります。

歯科もここ数年で「機械に頼るのは不安」な時代から「機械に頼るからこそ安心」な時代になった気がします。当院はCT画像を用いてコンピューター解析を行っているため、より安心なインプラントの埋入が可能になりました。

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