インプラントを長持ちさせる方法

治療を終えたらメインテナンスを!インプラント治療
インプラントを長持ちさせるには、治療を終えてからのメインテナンスが重要です。毎日の口腔ケアはメインテナンスの基本ですが、より快適な状態を保つために定期的な歯科的メインテナンスを実施しています。

現在用いられているインプラントの主流はシリンダー式のもので、被せ物はインプラント体にネジ止めされるのが基本となっております。ネジというものは締めるもので、同時に緩むものでもあります。それはインプラントも例外ではなく、お口の中というのは想像以上に過酷な環境で、何kgという力が日々絶えず歯に掛けられている訳ですので、インプラントも使用し続けていれば緩んでくるのが当然といえます。

インプラントの周囲から不快なニオイがしたり、ぐらついたり、がたつきが出たりなど、少しでも違和感を感じたらすぐに来院してください。当院では、当然起こりうる突発的なトラブルのことも考えてインプラントを装着しております。なるべく経済的に、長期間安心してインプラントを使用できるよう、不具合に対して迅速な対応を行うよう心掛けております。

マウスピースで歯やインプラントを保護する!インプラント治療
当院では、歯ぎしりや食いしばりが強い方には、マウスピースの使用をお勧めしております。「私は歯ぎしりはしませんから」そうおっしゃる患者さんも多いですが、実はほとんどの方が多かれ少なかれ歯ぎしりをします。歯ぎしりは寝ているときの不随意運動であり、自分で気付きにくく、防ぐことは困難です。また歯ぎしりにはギリギリとすり合わせるタイプや、ギューっと咬みしめるタイプ、それらの複合型など多岐に渡り、中でも咬みしめるタイプは周りのご家族でさえも気付きにくく、顎や歯への害は特に大きいことが分かっています。

寝ている間のマウスピースはクッションの役目を果たします。通常は上顎の歯列にU字型のものを用いますが、コレが一枚挟まるだけで歯と歯の接触を防ぐことができます。歯も「物」ですから消耗は避けられません。マウスピースはこの消耗のスピードを和らげてくれるのです。期間も費用もかけてせっかく入れた被せ物やインプラントを長持ちさせるためにも、害のある歯ぎしりをしている可能性のある患者さんにはマウスピースを装着しての就寝をお勧めしております。

安心の10年保証
インプラント治療後、万が一のトラブルに備えて10年間の保証制度を設けています。定期メインテナンスをきちんと受けていて、マウスピースの利用についても理解している方が対象です。万が一、トラブルが起きた場合はすぐに連絡してください。責任を持って対応いたしますのでご安心ください。

カウンセリングをおこなっております

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